昭和40年頃に採掘が終了した貴重な砥石。
用途 | 中砥石 |
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サイズ | 255×62×92(mm) 3150g 【 少々サイズ異なる場合ございます。】 |
特徴 | 愛媛県伊予郡砥部町「砥部」の地名は「伊予砥」として良質の砥石が産出されたことに始まり、その歴史は、1300年前にさかのぼる。 さらに1700年代には、砥石の産地に目を着けた当時の大洲藩主が磁器生産の研究を命じ、失敗を重ねながらも1777年磁器焼成に成功して以来、今日の砥部焼に至るなど、伝統ある歴史に支えられてきた。 30年程前までは、日本刀の研磨等に使用され主に、下地研ぎに用いられていた。産地や歴史については、書籍や資料、歴史書に伊予砥石の名が多く記載されております。延喜式(927年)にも伊予国の産物を中央政府に納めたと伊予砥石の名が記されています。 昭和40年頃に採掘が終了している。貴重な砥石のひとつです。刀剣研磨において無くてはならない砥石であった。中砥石(♯1500~2000) 愛媛県伊予郡砥部町より採掘され、昭和40年頃まで採掘され、全国によく出荷されていた天然砥石の中砥石。包丁用砥石として使用されたという資料はございませんが、刀剣研磨ではこれが無ければ下地研ぎができないと言われたほどの砥石。 伊予砥石使用において、型の決めとサビ除去と大まかな刃付です。この作業後、厚みを保ちながら砥石の細かさを増していくため重要な下地研ぎの砥石です。通常の天然中砥石に比べ細かな気泡が多くあるため、少し柔らかく感じます。細かさは、およそ1500~2000。 |
ご注意 | 刃物の材質、鋼材等により相性が合う合わないがあります。 |